スワップ領域の作成と利用開始

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Linuxカーネルは、ハードディスクからプログラムやデータをメモリ領域へ
読み込んで実行する。プログラムやデータを新たに読み込むための空き
メモリ領域がなくなると、今利用していないメモリ上のプログラムやデータ
をスワップ領域へ一時的に退避する。

スワップするためのパーティション確保と、ファイルシステムの作成は
インストールするときや新しくハードディスクを増設するときに実行する。

【書式】
mkswap  デバイスファイル

オプション
-c・・・スワップ領域を作成する前に、デバイスに対して不良ブロック
のチェックを行う。

スワップ領域は作成した後に利用開始コマンドを実行すると
利用できます。スワップ領域はswaponコマンドで利用開始と
利用停止できます。

【書式】
swapon デバイスファイル

オプション
-s・・・スワップの使用状況をデバイスごとに表示する。

実行例)
# mkswap -c /dev/sda3
# swapon /dev/sda3
# swapon -s

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ハードディスクへのアンマウント

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ハードディスクを利用しなくなり、アンマウントする場合があります。
アンマウントにはumountコマンドを使用します。

【書式】
umount マウントポイント

【実行例】
# umount /dev/sda1

もし/etc/fstabに記述している場合は、#をつけるか
行を削除すれば、再起動後もマウントされませんね。

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ハードディスクへのマウント

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ハードディスクはパーティション分割してファイルシステムを作成
してからマウントする必要があります。

ディレクトリにマウントさせる必要があり、そのディレクトリを
マウントポイントといいます。

【書式】
mount -t タイプ -o オプション デバイスファイル マウントポイント

・オプション
-t タイプ・・・ext3ファイルシステムのext3やCD、DVDのiso9660を指定

-o オプション・・・読み書きのrwなどを指定

デバイスファイル・・・ファイルシステムをアクセスするためのデバイスファイル

マウントポイント・・・マウントするディレクトリ

【実行例】
/dev/sda1を/varディレクトリへext3形式でマウント

# mount -t ext3 -o rw /dev/sda1 /var


dfコマンドでマウントされているファイルシステムの一覧
を表示すると、/dev/sda1が/varにマウントされているのが
確認できます。

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ファイルシステムの作成

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ハードディスクを利用するために、パーティションに分割した後、
ファイルシステムを作成します。ファイルシステムの作成には、
mkfsコマンドを使用します。

mkfsコマンドを使用し、/dev/sda1をext3でフォーマットします。

# mkfs -t ext3 /dev/sda1


ボリュームラベルを設定します。
ボリュームラベルとは、ハードディスクなどのパーティションを認識
するための名前です。/dev/sda1のボリュームラベルをhddに
する。

# e2label /dev/sda1 hdd


自動マウントの設定を行う。
# vi /etc/fstab
LABEL=hdd    /test   ext3   defaults   1 3


■なぜボリュームラベルをつけるのか?
USB接続ハードディスク、USBメモリなどは、デバイス名が
変わってしまうことがあります。そのため、接続するたびにデバイス名を
確認しなければなりません。このような環境の場合は、ドライブに
ボリュームラベルを付けて、そのボリュームラベルで管理すれば
デバイス名の変化に影響されなくなります。

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パーティションの作成

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パーティションの作成には、fdiskコマンドを使用します。

# fdisk /dev/sda1
Command (m for help): n ←新しい領域を作成する
Command action
   e   extended
   p   primary partition (1-4)
p
Partition number (1-4):1
First cylinder (1-767) :1
Last cylinder or +size or +sizeM or +sizeK: +128M

Command (m for help): l ←設定可能なパーティション・タイプを表示する

0  Empty           16  Hidden FAT16    61  SpeedStor      
1  FAT12           17  Hidden HPFS/NTF 63  GNU HURD or Sys
2  XENIX root      18  AST Windows swa 64  Novell Netware 
3  XENIX usr       24  NEC DOS         65  Novell Netware 
4  FAT16 <32M      3c  PartitionMagic  70  DiskSecure Mult
5  Extended        40  Venix 80286     75  PC/IX          

14  Hidden FAT16 <3 5c  Priam Edisk

Command (m for help): t ←パーティションのコードを変更する
Partition number (1-4):1
Hex code (type L to list codes) : 82 ←SWAP領域に設定

Command (m for help): n
Command action
   e   extended
   p   primary partition (1-4)
p
Partition number (1-4):2
First cylinder (67-767) :67
Last cylinder or +size or +sizeM or +sizeK: 767

Command (m for help): t
Partition number (1-4):2
Hex code (type L to list codes) : 83 ←Linux領域に設定

Command (m for help): p
 
  Disk /dev/hda: 128 heads, 63 sectors, 767 cylinders
Units = cylinders of 8064 * 512 bytes
 
   Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System
/dev/sda1             1        66    266080+  82  Linux swap
/dev/sda2            67       767   2826432   83  Linux

Command (m for help): w ←情報を書き込んで終了する

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パーティションについて

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パーティションとは、ハードディスクを利用するために、
ハードディスクを区切った単位のことをいいます。
fdiskコマンドで、分割されたパーティションの情報を調べたり、
パーティションを作成、削除したりできます。

【ハードディスクのパーティション情報を表示する場合】

# fdisk -l
Disk /dev/sda: 160.0 GB, 160000000000 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 19452 cylinders
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes

デバイス Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sda1   *           1          13      104391   83  Linux
/dev/sda2              14       19452   156143767+  8e  Linux LVM

ここで接続されているハードディスクは/dev/sda1と/dev/sda2の2つです。
1つのハードディスクが2つに分割されています。

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ファイルシステムとは

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ファイルシステムとは、ファイルを効率よく管理するための仕組みです。
ファイル名や保存した日付などのファイルの属性データとファイルデータを、
効率よく管理するための仕組みで、ファイルシステムの種類がいくつか
用意されています。利用するファイルシステムにより、ファイルをアクセス
した時に得られる効率や安全性が変わります。

ハードディスクでよく使用されているファイルシステムは
ext3といいます。

ext3では、ジャーナリング機能があります。

ジャーナリングは,ファイル処理中に何らかの障害が発生した場合に短時間
で復旧できるような手がかり(ログ)を残す,ファイル管理手法です。

ファイルをコピーしたり,ファイルの名称を変更したりする場合,
必ず無事に実行できるとは限りません。ファイル処理中にOS(カーネル)
が異常停止したり,停電が発生してシステムが停止したりすることが
あり得るため、有効な機能になります。

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ポート番号について

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TCP/IPで通信を行う場合、IPアドレスの他、サービスごとに
ポート番号を使用します。

一般的なサービスは、サービス番号との対応が/etc/servicesファイル
に記述されています。

$ cat /etc/services

ftp-data        20/tcp
ftp             21/tcp
ssh             22/tcp         
ssh             22/udp         
telnet          23/tcp
smtp            25/tcp      
finger          79/tcp
http            80/tcp         
pop3            110/tcp         
sftp            115/tcp
snmp            161/udp

このようにサービスとポート番号が対応されています。
主なサービスのポート番号は覚えておきましょう!!

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ホスト名でのアクセス

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前回、名前解決する方法を説明しましたが、
名前解決を行わない場合のアクセス方法としては、以下のようになります。

# ping 192.168.1.10

# ssh guest@192.168.1.10

参照するDNSサーバの指定、もしくは/etc/hostsで指定した場合は、

# ping test01

# ssh guest@test01

とホスト名でアクセスできるようになりますので、
わかりやすくなりますね。

是非とも名前解決の設定はしてみましょうね!!

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名前解決を行う

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IPアドレスは各マシンに割り当てられていますが、わかりやすいように
ホスト名を使用してアクセスすることが多くなります。
そこでIPアドレスとホスト名を対応させる必要があります。それが
DNSサーバを利用する方法、ローカル上で記述して対応させる方法とが
あります。

■ネットワーク上にDNSサーバがある場合。
そのマシンが参照するDNSサーバのアドレスを記述する必要があります。
記述するファイル名【/etc/resolv.conf】です。
以下はDNSサーバのIPアドレスが「192.168.1.13」の場合の記述になります。

# vi /etc/resolv.conf
192.168.1.13

■もしネットワーク内にDNSサーバがない場合。
【/etc/hosts】に記述します。
以下は「192.168.1.10」を「test01」に対応させる場合の記述です。

# vi /etc/hosts
192.168.1.10 test01

これでホスト名でアクセスすることができます

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