/etc/syslog.conf
■管理人サイトLinux初心者の基礎知識でLinuxを基礎から学ぼう!!
------------------------------------------------
Linuxでは、カーネルや各種サービスのログをsyslogを通して
管理しています。Apache HTTP ServerやSambaなど独自にログを
管理しているソフトウェアもありますが、多くはsyslogを
利用しています。各ソフトウェアから受け取ったログをsyslog
がどのように記録・処理するかは設定ファイル/etc/syslog.conf
で指定できます。syslog.conf の書式は1つの設定を1行で記述し、
各行は、
<メッセージ出力元(ファシリティ)> . <優先度> <ログ出力先>
です。ファシリティはメッセージの出力元です。メールに関するログ
であれば「mail」、cronに関するログであれば「cron」などと
割り当てられています。また、各ログには優先度(プライオリティ)
が指定されています。優先度には、errorやnoticeなどがあります。
ファシリティや優先度は「*」を用いることですべてを対象とできます。
例えば、
mail.* /var/log/maillog
は、メールサーバに関するすべてのログデータをファイル
/var/log/maillogに記録するという意味になります。また、
mail.error /var/log/maillog-error
であれば、メールサーバに関するログで優先度がerrorより高いもの
について/var/log/maillog-errorに記録するという意味になります。
« make oldconfig | トップページ | コンパイル&インストール »
「Linux(設定)」カテゴリの記事
- chmodでパーミッションを変更(2010.01.02)
- シェルの設定ファイル(2009.12.21)
- UbuntuとCentOSでのホスト名変更(2009.12.02)
- Ubuntu9.04にVMware Playerインストール(2009.11.29)
- Ubuntu9.04でe-mobile「D12HW」接続(2009.11.24)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント