スイッチングハブとリピータハブ
パソコンA、パソコンB、パソコンCが同じハブで接続
されている。
パソコンCにはパケットキャプチャソフト「Wireshark」が
はいっている。
パソコンAからパソコンBへpingするが、スイッチングハブの
場合は、パソコンCでICMPパケットがキャプチャできない。
しかし、リピータハブであれば、キャプチャができる。
なぜでしょう。。。
リピータハブは、入ってきたLANのフレームを単純にすべての
ポートに中継する装置である。よって、Wiresharkを入れた
パソコンCでもパソコンAやパソコンBあてのフレームを
キャプチャできたのだ。
一方、スイッチングハブは、LANのフレームの先頭にある
MACヘッダー中のあて先MACアドレスを見て転送先のポート
(LANのコネクタ)を決める。そのため、転送の必要なポート
だけにフレームを転送し、転送の必要がないポートへは
フレームを送り出さない。スイッチングハブをしようした実験の
ケースでは、パソコンAやパソコンBのMACアドレスをあて先に
指定したフレームは、パソコンCがつながったポートへ転送する
必要がない、そのため、パソコンCにはフレームが届かず、
Wiresharkでキャプチャできなかったわけだ。
(日経ネットワーク参照)
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